頑固おやじの独り言 | アドバンスの専務のブログです。日頃は建築部を指揮する立場ですが、家では3人娘に振り回されています。専門分野の建築関係から家のことまで。

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Posted by 尾部 満 on  | 

耐震



9月20日の新聞でこんな記事を見つけました。

以下記事全文です。

伝統的な木造建設、高い耐震性

実験で証明できました。

《木造家屋の研究や森林保護に取り組NPO法人
「緑の列島ネットワーク」(名古屋市)などは19日、
兵庫県三木市の兵庫大信高額研究センターで、
伝統的な木造住宅が大地震に襲われた場合を
想定した耐震実験を行った。

土台部分の構造が違う実物大の木造瓦ぶき2階建て
住宅(延べ約120㎡)2棟を使用。

 まず耐震震度6弱を再現した実験で水平方向に
約1分半揺らしたところ、 日本の伝統的な建築技法で
ある礎石に柱を載せただけの住宅の方が、 ボルトで柱を
固定した住宅よりも揺れ幅が小さかった。

 さらに阪神大震災と同じ波形の震度6強を想定し、
垂直方向の揺れを加えた場合でも壁などの損傷が
警備だった。

実験を行った鈴木祥之・立命館大学教授(耐震工学)は
「柱が滑ることで建物の揺れ幅を軽減できる。

 木造建築物の巨大地震に対する安全性が証明された。」
と評価。
今度は実験結果を公表し新しい設計方法の確立などに役立て
るという。

と言う内容です。

私も常々金物を多用し、ガチガチに固めてしまう耐震工法に疑問を
感じていました。
伝統的な日本建築は自然のまま免震構造になっていたのですね。

この実験から、今までの金物で固めてしまう耐震工法ではなく、
柳の木のように柔らかく力を吸収する、新しい設計基準が出来てほしいものです。


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自然素材2

今まで、私は健康を前面に押し出して自然素材を推奨してきました。

しかし、アレルギーと無縁の方々にはなかなか理解を得ることが出来ません。

あまりそれを力説すると、逆にひかれてしまう始末です。

しかし先日訪問したS様邸で改めて感じたのですが、

建物をお引き渡しして3年が経過しますが、傷みを感じないのです。

よく見ると、犬や猫をたくさん飼っておられたので、

床やサッシの額縁などの無垢材には無数の傷やへこみが沢山あります。

壁の漆喰も同様です。

ひっかき傷らしきものが無数にあります。

しかしそれが汚く感じないのです。

使い込まれた風合いとして感じられるのです。

これが自然素材の良さだと思います。

新建材の床ならこうはいかないでしょう。

確かに、硬い塗装を表面に施して傷がつきにくくしているフロアーもあります。

しかし、硬い鋭利な物を落とせば絶対に傷がつかないということはありません。

ひとたび傷がつけば、下地材のベニヤ板やMDFが見えます。

仕上げ材と違ったものです。

当然目をむいてしまうでしょう。

壁も同様です。

ビニールクロスは、経年で縮んだりします。

犬や猫を飼っていると爪でひっかけばすぐ破れます。

破れれば下地のボードが見えてしまいます。

こうなると張り替えるしかありません。

張り替えるとなると、部屋全部を張り替えることになります。

施工費自体はそれほど高額ではないかもしれませんが、

施行するに当たっては、家具の移動やら大変です。

自然素材なら一生もんです。

無垢材なら、削ることも可能です。

漆喰も、同様です。

汚れても少しならサンドペーパーで削り取ることが出来ますし、
割れても、同じもので補修も可能です。(補修した継ぎ目はわかります。)

遠目で見ればほとんど目立ちません。

しかし、新築住宅を見に行かれて、
壁に目を近づけて、クロスの継ぎ目を探すような方には合わないと思います。

無垢の床材でも施工から竣工までの間にも収縮があり、
目地幅が変わったりします。

漆喰も鏝波が見えたり下地材の不陸が出たりします。

けれど、5年10年と使い込まれて来れば、
その違いが表れてくるでしょう。

その時に自然素材の良さが実感して頂けると思います。

私も今回の訪問で改めて自然素材の良さを再認識しました。




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自然素材

先日、リクルートの雑誌取材で、
3年前に我が社で建てて頂いた、
S様邸を訪問してきました。

フレンチカントリー風の建物で、
漆喰と無垢材、タイルなどをふんだんに使って建てた物件です。

外部は、漆喰塗にスパニッシュ瓦です。
アイアン風の門扉に、無垢材の塀です。(この写真は竣工時のものです。)

170.jpg




パイン材の無垢板やパイン材で造りつけたキッチンが飴色に焼けて、
白いタイル貼りのカウンターと良くマッチしています。
白い漆喰の壁も施工した当時のまま美しい白を際立たせています。

171.jpg







ダイニングより階段方向です。
こちらもよい雰囲気です。

172.jpg


吹抜部分よりリビングです。


173.jpg



ドア建具もうまく写真が撮れていなくて皆さんに見せられないのですが、
同じように飴色に染まり、非常にいい雰囲気になっていました。

お施主様も、「非常に落ち着く家で、外出したくない、
ずっと家にいたくなるような気持になる家です。」といっておられました。

有難いことです。
経年過ぎて風合いがでる、住み心地の良い家。

私たちはこう言って頂ける家創りをしていきたいと思います。

やはり本物の素材は最高です。

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分譲住宅の価格

分譲住宅の価格


最近分譲住宅の価格を見ていると、とんでもない価格を目にします。

¥2,480万・¥2,280万酷いものなら¥1,980万等々。

一時期ローコスト住宅が住宅が流行りましたが、あれは最低限の設備をして、足りない分はオプション工事として受注していました。

外構工事などの付帯設備も別途でした。

それらのオプションをチョイスしていくと、決してローコストではなかったのですが……

この分譲住宅の販売価格と言うのは非常に厄介で、そこそこの設備がついて、外構工事や、給排水の引込まですべてついているのです。

しかし、最初からこんな価格を付けているのではないのです。

年間数百棟、数千棟と言った数の分譲住宅を供給する、大手の分譲会社が売れ行きの悪い物件を数か月おきに、200万~300万単位で価格を下げてくるのです。

1年も売れないでいると、初めの販売価格より1,000万も安くなっている物件もあります。

こうして書くと、「分譲住宅はすごく利益があるんだな。」と思われるかもしれませんが、
とんでもありません。

こういった物件は、数百万の赤字になっています。

何故数百万も赤字を出してまで売るのか、皆さん不思議に思われるかもしれませんが、分譲会社の、ほとんどが銀行さんから融資を受けて事業をしています。

当然、時間がかかると金利もかさみます。

それ以上に、こういった分譲物件の融資は短期融資です。

売れていない物件が、たとえ数等でもあちこちに出ると、不良在庫として見られてしまいます。
次の事業資金が出にくくなるのです。

こういった理由で、大幅な赤字でも手放してしまい、次の事業で利益を求める、と言うのが分譲会社のやり方なのです。

典型的な自転車操業ですね。

こうしてわが社のように地元で細々とやっている市場を荒し、土地を所有している皆さんの財産価値を下げてしまっているのです。

買われる方は得したような気持になるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

その物件だけなら土地の評価も落とさずに済むのでしょうが、こういった事が続くと土地の実勢価格を下げて行ってしまいます。

決して得なことはないのです。

こういった価格破壊が、建物にまで影響しています。

このような大手の分譲会社さんの建物は、原価が650万ほどで造っているそうです。

確かに年間何千棟も供給するような会社でしたら、材料は私たちの会社に比べて、 はるかに安価で手に入れているでしょうが、職人さんの手間はそうはいきません。

手間賃はかなり厳しくなっていると思います。

こんな状態で、全く手抜きがないと言えるでしょうか?

確かに、今の分譲住宅は検査済証が発行されています。

構造検査と、完了検査の2回の検査です。

瑕疵保険会社の検査もあります。

しかし、この検査が曲者なのです。

1回30分ほどの検査でどこまでわかるでしょうか?

目視で金物が入っていてもボルトが本当に締まっているのか?

断熱材などは、金物検査の後で施工しますので、適正な入れ方が出来ているのか?
下地材の止め方は適正か?等々 数え上げるときりがありません。

皆様もこんなことに惑わされずに、しっかりした目を持って、より良い住宅探しを行ってください。

私たちも、しっかりした住宅を供給していきたいと思います。





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ピンクの石膏ボード

ピンクの石膏ボードです。

163.jpg 





一般的な石膏ボードはこちらです
このようにクリーム色をしています。

164.jpg 


このピンクのボードは吉野石膏のハイクリンボードと言います。
http://yoshino-gypsum.com/product/kabe/kabe01.html

ホルムアルデヒド等を、吸収分解する効果がある建材です。

どうしてもコスト削減で新建材の比率が高くなる分譲住宅で標準化しようと思います。

注文住宅ではより安全な自然素材を提案している中で、

分譲住宅も、出来る限りそれに近づけたいのですが、

販売が外注委託しているわが社では、

コストが上がると受託して頂ける販売会社さんがなかなかありません。

そんな中で吉野石膏さんの自信作と言うことで採用してみました。

完成してからの新築の臭いが軽減されているか、

異臭検知器である私の一つの希望であり楽しみでもあります。



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