頑固おやじの独り言 | アドバンスの専務のブログです。日頃は建築部を指揮する立場ですが、家では3人娘に振り回されています。専門分野の建築関係から家のことまで。

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Posted by 尾部 満 on  | 

お見舞い

昨日お見舞いに行ってきました。

誰のお見舞いかと言うと、
昔草野球をやっていた時のメンバーです。

私より5歳ほど年下ですが、話好きの明るい好青年でした。
6・7年前に久しぶりにメンバーの何人かと会うことがあり、
彼もその場に来て、みんなをなごます楽しい会話をしていました。

その彼が、原因不明の難病10万人に1~2名の発症率である
ALS(筋委縮性側索硬化症)と言う病気を発症していたのです。

この病気は脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動ニューロンが侵され、
筋肉を動かす命令が伝わらなくなる病気です。
現在、原因も解らなければ、治療法もありません。
検査でもなかなか特定できない病気なのです。

彼も2年前にALSと診断され、
たった二年の間(診断されるまでに多くの症状は出ていたようですが)に眼球以外全く動かせなくなっていたのです。
当然自発呼吸も難しくな人工呼吸器も装着しています。

このような難病ですので、奥様をはじめご家族の方も出来るだけ隠されていたのですが、
FACEBOOKをやられている奥様が、ちょっとした手違いでFACEBOOKに上がってしまい、
たまたま偶然メンバーの一人が見つけて、連絡が来たのです。

相談の上、仲の良いメンバー5人位で見舞いに行くことになりました。
しかし当日まで見舞いに行っていいのか悩みました。

この病気は体は全くいう事を聞かなくなりますが、意識や間隔は影響を受けないのです。
私たちの会話もすべて彼には伝わっているのです。

しかし、彼からの意思はほとんど伝えることが出来ないのです。
掛ける言葉によっては、彼を傷つけてしまうかもしれません。
怒ることもできないのです。

末期のがん患者の患者さんにも「がんばれ」と言う声はかけれます。
薬もあるし、治療法もあるのです。

見舞い当日彼の家のそばまで来ると、今まで冗談を言い合っていたメンバーも
だんだんと無口になってきました。みんなも同じ気持ちだったのです。

しかし、そんな心配も一掃されました。
彼を直接目の当りにすると、やはり驚きはありました。
この状態でしたら言葉は出なかったかもわかりません。

だけど、彼の奥さんが非常に明るく色々と率先して話をしてくれました。
彼の悪口も含めて

救われました。
みんな、昔話を含めて会話が弾みました。
彼がこんな状態でも楽しいひと時を過ごせました。
彼もきっと喜んでくれていると思います。
(ひょっとしたらすごく怒っているかもしれませんが)

彼の奥さんには頭が下がりました。(彼のご家族の皆さんもですが)
毎日24時間休まることが無いと思います。
自分の時間もほとんど無いに等しい状態です。
私には絶対に無理です。

彼は幸せ者です。
こんな病気になりつらいでしょうが、
これほど奥さんに愛されているのですから

感覚は正常なのでよく二人(ヘルパーさんも一緒なので実質3人)で映画を見に行ったり、
音楽を聴きに行ったり散歩に行ったり、

彼は家族のために必死に生きています。
奥さんも彼の為に必死に頑張っています。
彼の子供たち始めご家族の方も頑張っています。

私たちが力になれることはほとんど無いかもしれません。
何も出来ないかもしれませんが、これからも二人を、彼のご家族を応援していきたいと思います。

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